どうも110です。
前回は日立パワーサイクロブーストPV-BD700のレビューをご紹介しました。
今回は、その「日立パワーサイクロブーストPV-BD700」と、コードレス掃除機でもっとも人気のダイソンの最上位機種「Dyson(ダイソン)V8 Fluffy(フラフィーヘッド)」を徹底比較していきたいと思います。
吸引力について
まずは四の五言わずに吸引力の実験をしてみました。
床に塩を巻いて、1往復だけ吸引するというものです。
まずは、どちらもしっかりと吸い取ってくれました。
壁際について
壁際はお互い少し残ってしまいました。
僅差ですが、どちらかというとPVーBD700のほうがお残しは少ないです。
操作性について
これは比較してわかったこと。
ダイソンのヘッドがめちゃくちゃブレます。
この撮影で操作しているのでは友人なのですが、友人も「ダイソンめっちゃ使いずらい」と言っていました。
この動画ではかなり頑張ってまっすぐ行くようにしてくれていましたが、まっすぐ進むのが難しいレベルです。
そのPV-BD700はブレることはなかったです。
吸引実験のまとめ
吸引力はほぼ互角ですが、壁際は僅差で「日立パワーサイクロブーストPV-BD700」。
また、操作性については、まさかのDysonV8が真っすぐの走行が困難ということで、吸引については「日立パワーサイクロブーストPV-BD700」の勝利。
充電スタンドについて
まずは双方のスタンドからの外し方を見てみましょう。
Dyson(ダイソン)V8の壁掛けブラケットの外し方
一度上にあげて、引くという二工程あります。
ちなみブラケットを使わずに、ケーブルを本体に指すことで充電することもできます。
意外とそっちのほうが楽かもしれませんが、そうなると、立てかけるこができないので床置きしないといけないので、収納が問題です。
今回は別売りのDysonスタンドを利用していますが、本来であれば、壁にネジで直付けしなければなりません。
それも非常に手間でし、賃貸では無理ですね。
日立パワーサイクロブーストPV-BD700のスタンドからの外し方
PV-BD700は置き型の充電スタンドがついてきます。
上に持ち上げるだけで簡単に取り外せます。
充電スタンドのまとめ
充電スタンドはただ持ち上げるだけの日立パワーサイクロブーストPV-BD700が断然楽です。
ということでスタンドについても、日立パワーサイクロブーストPV-BD700の勝利。
スイッチついて
まずは双方のスイッチを見てみましょう。
日立パワーサイクロブーストPV-BD700のスイッチ
一度「強/標準」を1回押したら強モードで吸引し、更にもう一回押すと、弱モードで吸引します。
「切」を押すと止まります。
Dyson(ダイソン)V8のトリガースイッチ
対するダイソンですが、ダイソンはトリガースイッチを採用しています。
トリガーを押し続けることで吸引し、離すと消えます。
スイッチのまとめ
やっぱり、比較するとトリガースイッチは本当に大変。
そもそもダイソンは「掃除機を持ち上げる力」と「トリガーを引く力」と「掃除機を前に進める力」の3つが必要…
それなりに重さもあるので、もはや筋トレのような感じです。
PV-BD700のほうは、スイッチを押すだけなのですごくシンプルです。
そもそも自走なので軽く持っているだけで進んでくれます。
あとダイソンとくらべて思ったのが、ダイソンはトリガーはずっと同じ場所を持っていないとトリガーをひけませんが、PV-BD700は「重いな」と感じたら、持ち直すことができるので、手の負担を分散できます。
ちなみに国内メーカーのハイエンドのコードレス掃除機はほとんどがスイッチです。
なぜダイソンはトリガーを採用しているのだろう・・・
ということでスイッチについても、日立パワーサイクロブーストPV-BD700の勝利。
ヘッドについて
サイズ
ダイソンのフラフィヘッドと比較しました。
横幅は明らかにPV-BD700のヘッドが大きいです。
しかし、奥行きはPV-BD700の方がスリムなので扱いやすいと思います。
大きいと掃除できるエリアが増えるのでメリットですね。
がしかし・・・
裏面を見て少し衝撃でした。
表面から見たら、PV-BD700確かに大きいヘッドだったののですが、ちょっとサイドに空白のスペースがあり、横幅かさ増ししているのです。
しかし、ギリギリ1cmくらいPV-BD700のほうが大きいです。
ブラシの材質は非常によく似ています。ただ、DysonV8(ダイソン)は一つのブラシに対して、 日立パワーサイクロブーストPV-BD700は二つのブラシです。日立いわく、後ろに付けることにより、押すときだけでなく引くときもしっかり吸い取れるようです。
日立パーサイクロンブーストPV-BD700は自走付き
ダイソンには自走機能はありませんが、こちらのPV-BD700には自走機能が付いているため、子供でも楽々掃除ができます。
日立パーサイクロンブーストPV-BD700はLED付きヘッド
ダイソンにはLEDが付いていませんが、PV-BD700にはLEDが付いているため、ゴミが非常に見やすいです。
前回配置した動画だと非常に分かりやすいです。
暗い場所でもしっかりとゴミを照らしてくれます。
ヘッドのまとめ
サイズ的には思ったよりも、差はなかったですが、自走+LED付きなので「日立パワーサイクロブーストPV-BD700」の勝利。
サイズについて
こちらがDysonV8(ダイソン)と日立PV-BD700を横に並べたものです。
ダイソンV8は別売りのスタンドを使って撮影していますので、実際より10cmほど大きく見えますが、-10cmしてもその差は歴然ですよね。
サイズが小さいのでこんなコトができます。
子供もお手伝いできる大きさ
PV-BD700の特徴として、ハンドルがスライドできるのです。
縮めておけば、子供にちょうどいい大きさなのです。
しかも、足元重心で、自走ヘッドで軽いので、我が家の3歳の娘もよく掃除を手伝ってくれます。
ダイソンは重くて長いので無理ですね。
収納が狭くても大丈夫
縮めれば80cm程度なので、収納場所が高さがなくても大丈夫。
*すね毛キモイとか言わないでw
サイズのまとめ
圧倒的にPV-BD700がコンパクトですし、持ち手がスライドできるので、使う人によってちょうどいい長さにすることができます。
なので、日立パワーサイクロブーストPV-BD700の勝利。
ゴミ捨てについて
まずは双方のゴミの捨て方を見ていきましょう。
DysonV8のゴミの捨て方
レバーを上に引くと、底が外れます。
日立パワーサイクロンブースト PV-BD700のゴミの捨て方
カプセルを本体から外して、ごみを捨てます。
ゴミの捨て方のまとめ
DysonV8は本体とゴミカプセルがくっついているので、ゴミを捨てるときは、本体ごとゴミ箱に持っていかないといけません。
しかも本体、2kg近くありますし、めっちゃ大きいのでめちゃくちゃゴミを捨てにくいのです。
しかし、PV-BD700は、ゴミカプセルを本体からとり外せるので、めちゃくちゃ楽に捨てれます。
ゴミカプセルの重量も100gですし、サイズも小さいのでとても楽にゴミが捨てられます。
あと、ゴミ捨てのときに、本体が「自立」してくれるのは助かります。
ということで、ごみ捨てについても「日立パワーサイクロブーストPV-BD700の勝利。」
音について
これは最初の吸引実験の動画で確認していただければと思います。
どうです?
音の質が、全然違うので、比較しずらいですがほぼ一緒です。
ただ動画編集ソフトの音のレベルではほんの僅か日立パワーサイクロンブースト PV-BD700のゴミの方が小さいです。
ということで、音についてもギリギリ「日立パワーサイクロブーストPV-BD700の勝利。」
ただし、どちらも夜でもギリギリいけるレベルの音です。
弱モードなら本当に静かです。
ちなみにDysonV8は音がかなり小さくなったモデルです。
*DysonV6はかなり大きめなので気を付けてください。
まとめ
今回の比較でわかった衝撃の事実とは・・・
・・・
Dyson(ダイソン)V8はPV-BD700を比べたら、メリットはほぼない。
という結果になりました。
ちょっとここまで差がでるとは・・・
もはや日立の回し者と思われているかもしれませんが、この記事で日立さんから報酬を受けとっていることはありません。
(日立さん待ってはいるので、どしどしご応募くださいw)
ダイソンの方がいいところはないの?
えーっと
今回の実験ではなかったです。
いやマジ。
製品的なメリットはほぼないと言っていいでしょう。
唯一あるとしたら、「2年のメーカー保証」と「バッテリー交換がコスト安・楽」というこの2点でしょう。
メーカー保証
- DysonV8はメーカー保証が2年。
- PV-BD700はメーカー保証は1年。
ただし販売店の長期保証もあるので、特に問題はないと思います。
【バッテリー交換】
- Dyson(ダイソン)V8は6000円ほどのバッテリーを購入して、ドライバーで付け直すだけ。
- PV-BD700はご自身での交換はできません。そのためメーカーに出すしかありません。ネットの情報によると1万5000円ほど。
すごく高いですね。
この2点はダイソンが優位的な部分です。
しかし、いくらランニングが安く済むとからと言って、使いにくかったら本末転倒。
選ぶ理由にはなりませんよね。
日立パワーサイクロブーストPV-BD700は本当にいい掃除機だと思います。