どうも110(ひゃくじゅう)です。
今日は失敗しないコードレス掃除機の選び方についてです。
コードレス掃除機と一言で言っても、かなりの種類があります。
有名なのはダイソンですが、その他のメーカーもたくさんの個性あるコードレス掃除機を出しています。
今日はその中から、フラットな目でみて失敗しないコードレス掃除機の選び方を考えていきたいと思います。
コードレス掃除機を選びで大事なこと
まず皆さんに言いたいのが、コードレス掃除機を選ぶとき「吸引力」だけで選んでませんか?ということ。
確かに吸引力も大事ですが、それだけで選んでしまうと買ってから後悔することになります。
私の周りの人も含め、コードレス掃除機買うならやっぱり【ダイソン】という人が多くいます。
しかし、購入してからの声を聞くと、ほとんどの人が満足はしているとはいいつつも、よくよく聞くと口にするのが…
「重くて疲れる」ということです。
私も会社でダイソンV6・V8の両方を使っていますが、数分も使っていると腕が疲れて、手が痛くなってきます。
原因は手元重心と押しながらじゃないと吸えない【トリガースイッチ】です。
それが原因でか、1分以上かかる掃除をするときほキャニスター型の掃除機をワザワザ出して使っています。
たしかに、ダイソンは素晴らしいコードレス掃除機だと思いますが、ベストではないと感じます。
ではベストな掃除機とはどんなものなのでしょうか?
まず掃除機の目的を考えてみましょう。
そもそも掃除機の目的は何でしょうか?
- ごみをしっかり吸うことでしょうか?
- ハイパワーで吸うことでしょうか?
たしかに一つの理由ですが、もっと突き詰めると「部屋をキレイにしたい」というのが真の目的だと思います。
今回、コードレス掃除機に焦点を当てる理由は、キャニスター掃除機(コード付き)を使っていた時に比べ、コードレス掃除機を使うと「部屋がきれいになる」というデータがあるようです(ソースは電気屋さんの店員さんが言っていただけですが)。
しかし、決してコードレス掃除機が性能が上というわけではありません。
だいぶ向上しましたが、今だにキャニスター掃除機の方がどこの面からみても性能は上なのです。
ではなぜキレイになるのかというと
「使用頻度があがるのです。」
今まで億劫だった掃除機を出して、コードを差し込むという作業がなくなり、サッととってすぐ使えるために、掃除の頻度が上がり、家がキレイになるそうです。
吸引力が家をキレイにするのではなく、使いやすい=キレイということだと思います。
コードレス掃除機を選ぶポイント
私が考える選ぶ、5つのポイント下記のような感じになります。
- STEP1.使い方を考える
- STEP2.使い勝手のいいものを選ぶ
- STEP3.性能
- STEP4.あるとうれしい便利機能
- STEP5,その他重要ポイント
この5つをポイントを軸に比較して行きたいと思います。
比較する2016年の主要コードレス掃除機
2016年を代表メーカーの掃除機を比較していきたいと思います。
メーカー内で、微妙に付属品や仕様が違う機種を発売している場合は、一番の上位機種をセレクトしています。
- dysonダイソン V8 【SV10 FF】(メーカーHP)
- dysonダイソン V6 【SV09MH】(メーカーHP)
- 東芝 トルネオ【VC-CL1300】(メーカーHP)
- シャープ FREED2(フリード2)【EC-SX520】(メーカーHP)
- 日立 パワーブーストサイクロンコードレス【PV-BD700】(メーカーHP)
- Panasonic iT(イット)【MC-BU500J】(メーカーhP)
- 三菱 MITSUBISHI iNSTICK(インスティック)【HC-VXE20P】(メーカーHP)
- エレクトロラックス エルゴラピード リチウム【ZB3114AK】(メーカーHP)
- マキタ 紙パック最上位【CL182FDRFW】(メーカーHP)
- マキタ カプセル(フィルター)【CL141FDRFW】(メーカーHP)
- マキタ フィルター バッテリー内臓【4070DW】
- +-0コードレスクリーナーVer.2【A020】(メーカーHP)
2016年のコードレス掃除機の主要なものはほととんど抑えられています。
STEP1.使い方を考え「ノーマル」「ハイエンド」を選ぶ
まず、コードレス掃除機は価格帯とヘッドなどの仕様で大きく「ノーマル」「ハイエンド」の二つに分けることができます。
大きく違うのがヘッドですが、それ以外にも違う部分がありますので、比較表にしてまとめてみました。
ノーマル | ハイエンド | |
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ヘッド | ノーマルヘッド
| 回転ブラシヘッド
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吸引方式 | 紙パック&フィルター
| サイクロン式
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ゴミ捨て方式 | フィルター方式&紙パック方式 どちらもあり
| フィルター方式のみ
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価格 | 価格が安い ~2万5000円 | 価格が高い 4万~ |
付属ヘッド | 付属ヘッドが少ない
| 付属ヘッドが多い
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得意なところ | フローリングがメイン 少範囲しか難しい | フローリング カーペット ハンディなど場所を選ばず掃除できる 広範囲に対応 |
吸引 | 比較的弱い | 比較的強い |
重量 | 軽い | 重い |
総評 | 重量が軽いのでサブ的な掃除機には最適。 値段も安い。 | 本格的なコードレス掃除機。 選び方さえ間違えなければメインの掃除機としても使える。 |
代表的な掃除機 |
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結局どちらも一長一短ありますが、
まずメイン掃除機で使う場合は、「ハイエンド」一択です。
ヘッドや吸引力は、やはりノーマルでは物足りなさを感じてしまいます。
サブで使う場合は「ハイエンド」「ノーマル」は非常に迷いますが、すでにコードレスを持っている方はハイエンドとは違う使い方ができる「ノーマル」がおすすめです。
コードレス掃除機を持っていない方は「ハイエンド」がおすすめします。
きっとサブのつもりがメイン掃除機にとってかわると思います。
使い勝手のいいものを選び方
コードレスの一番のメリットであるサッと使えるということです。
充電タイプを選ぶ
充電方式は大きく分けて3つの種類があります。
壁掛けブラケットタイプ (バッテリー内臓) | 充電スタンド タイプ (バッテリー内臓) | セパレートバッテリー 充電 (バッテリー取り外し可能) |
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専用ブラケットを壁に付ける必要がある。*ブラケットなしでも充電可能。 | スタンドに充電するタイプ | 本体とは別にバッテリーを充電するタイプ |
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この中では、充電スタンド タイプがとても使いやすくオススメです。
重さ・重心
重さも大事です。
ノーマルタイプはどれも非常軽いですが、ハイエンドはやや重め。
しかし、ハイエンドであれば、ほとんどが2.34 kg〜2kgの間です。
できれば軽い方がいいですが、本体重量と操作した時の体感重量は比例していません。
それよりも重要なのが、重心の位置です。
手元重心タイプ | 足元重心タイプ |
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足元重心は体感は軽く感じ、自立するタイプが多いのでオススメです。
ただ機種自体が少ないため選択肢が少ないのが残念です。
スイッチタイプ
このスイッチタイプは大きく分けて2つあります。
トリガータイプ | スイッチタイプ |
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スイッチタイプは、ずっと押していなくてもよいので、持ち方も変えれるので手に負担が分散できオススメです。
自立
ちょっとしたことですが、自立はすごく便利です。
自立する | 自立しない |
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ごみ捨てのしやすさ
ごみの捨て方は3タイプあります。
本体についている | セパレート | 紙パック |
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セパレートタイプはとても、小さく手軽にごみが捨てれるのでオススメです。
性能
吸引力・パワー
パワーを図る基準で吸引力、ダストピックアップ率、吸引力持続など、それぞれメーカーが発表する吸引を評価する指標がバラバラで実際のところはわかりません。
私が電気屋さんでみた中では、パワーだけで選ぶならやはりダイソンV8その次がダイソンV6・もしくは日立のパワーサイクロンブーストあたりがすごく吸引力を感じました。
しかし、ハイエンドの掃除機であれば、どれも満足できる吸引力があるので、とくに重要度を置く必要はないと思います。
*エルゴラピードは価格が安い分、吸引力は少し弱い感じがしました。
ノーマルはハイエンドと比べると吸引力が劣る感じがします。
価格
やはり価格は大事ですが、価格を抑えすぎて、本当に求めるキレイな部屋を手に入れることができないのでは本末転倒なので、まずは価格を抜いて考えてほしいと思います。
ただパッと見の印象でいいうと
ハイエンドならほとんど5万前後と似たような感じ。
ダイソンV8とパナソニックイットが高い感じ。
連続使用時間
駆動時間もハイエンドであれば、あまり大差がないというイメージです。
強モードで10~15分 標準で20分~40分という感じです。
ただ充電タイプがセパレートタイプで2つバッテリーを持っていると交互に使えるので、より長くつかえます。
そういう意味で
ハイエンドならシャープ FREED2(フリード2)【EC-SX520】
ノーマルなら
マキタ 紙パック最上位【CL182FDRFW】 連続使用時間 通常モード 40分 強 モード 20分
マキタ カプセル(フィルター)【CL141FDRFW】 連続使用時間 通常モード 40分 強 モード 20分
です。
あるとうれしい便利機能
自走ヘッド
自走ヘッドとは、掃除機を置くだけで勝手に進んでくれます。
力を入れずに掃除ができるので、よいです。
力を入れずに本体が進む「自走式」は、本体を引く時に余計に力がかかってしまうというデメリットもあるようですが、渡しとしてはかなり便利です
自走ヘッドあり | 自走ヘッドなし |
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LEDヘッド
ヘッドにLEDがついているので、ライトが当たらない場所や、暗闇でもごみを確認できます。
ただのライトだと思いきあ、電気をつけずにできるので、思った以上に便利です。
LEDあり | LEDなし |
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ごみセンサー
ごみセンサーもすごく便利です。目視できないごみもしっかり除去してくれます。
ごみセンサーあり | ごみセンサーなし |
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その他 重要ポイント
保障期間
保障期間はだいたいメーカーで1年程度あります。
ただ最近は、それプラス購入した量販店の保証が付くので、購入するところもポイントです。
*しかし、量販店の保障内容は、たいしたことができない場合も多いので、しっかりと保証内容を確認した方がいいと思います。
ちなみにダイソンはメーカー保証が2年付きます。
バッテリー交換
2年以上も使っていると充電時間やパワーが落ちてくるものです。
その際に、大事なのがバッテリー交換が自分でできるのか、できないのかです。
メーカーで変える場合は6000円~16,000円します。
自分で帰れると、バッテリーだけなので、自分
バッテリー交換自分でできる | バッテリ交換ができない |
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しかし、私が考えるように重要度は低いです。
最低でも2年は持つと思いますし、バッテリー交換はお金で買えますが、使いやすいものは別の掃除機を買わないと体験できないので・・・
普及率
これも意外と大事で、人気がないものはすぐに周辺部品が廃盤になり、修理できないということになります。
逆に人気なものは、安い社外のバッテリーや部品が販売され、格安でアップグレードや修理ができます。
そういう意味では、ダイソンとマキタあたりが強いです。
見栄
私のような見栄っ張りだけが感じるだが、ダイソンを持っている人は、その他コードレス掃除機を少し下に見ているような節があります。
これ意外と気になります。
しかし、ハイエンドのコードレス掃除機であれば、値段的にもそんなにひけをとらないし、論理的に選んだ掃除機なので自信を持ってくださいね。(自分に言い聞かせる)笑
私の結論はこれだ!
メインで使いたい人にオススメはこちら
オススメポイント
大きいヘッドと強力な吸引力でメインとしても十分な性能。
自走・足元重心・スイッチ起動なので、スイスイ掃除機ができます。
またスタンド充電式なので、サッと取れてすぐ使えます。
私はPV-BD700を購入しました。下記がレビューです。
https://improve-life.info/?p=2180
会社あるダイソンとPV-BD700を比較しました。
https://improve-life.info/?p=2301
ちょっと不満点
私の使い方ではほととんど不満はないですが、
ハンディーとして使う場合は、重くてでかいので使いづらいです。
普段は足元重心、自走のおかげ全く重さを感じないのですが、ハンディーは重さとデカさがダイレクトに来ます。
しかし、私はハンディーとしてつかうのは車くらいなのでそこまで特に問題はありません。
あと、ごみセンサーがついてたら最高だと思います。
サブで安く使いたい人
オススメポイント
マキタはほんとうに様々なラインナップのコードレス掃除機があるのですが、私のオススメはフィルター式の「4070DW」というマニアックなやつです。
マキタにしては珍しくバッテリー内臓式なので、使うときにバッテリーを入れる手間がありません。
あと他のマキタやコードレス掃除機とくらべて圧倒的に軽い(1.1 Kg)ので、サッとつかえます。
吸引力もそこそこです。
メイン使用は難しいですが、サブとしては最適です。
私もこれを使っています!
ちょっと不満点
バッテリー内蔵+別売りバッテリーがないのので、バッテリー交換ができません。
ネットを見るとタミヤのバッテリーをハンダでやっている強者がいますが、なかなか怖いですね。
値段もお手頃なので、買い替えてもいいかと思います。
我が家では5年位つかっていて、少し吸引が弱まってきた感じですが、まだまだ使えます。
サブでもハイパワーがほしい人
オススメポイント
やはり圧倒的な吸引力。
バッテリー交換がネジを外して変えるだけなので、簡単+安いです。
メーカー保証が2年と長いということもポイントです。
圧倒的なシェア率なので、サードパーティのバッテリーやヘッドも充実しています。
注意点
トリガー式で重心が手元なので重く感じます。
女性はかなりきついと思います。
ごみセンサーやLEDなどちょっとした便利機能がついていないのが残念。