どうも110(ひゃくじゅう)です。
起動が遅い、動きが遅いPCって本当にストレスですよね。
ネットでは様々なPC高速化の方法がでています。
- 不要なソフトの削除
- 視覚効果を減らす
- 常駐ソフトの停止
- 不要なファイルの削除など・・・
私も今までこのような方法を試しましたが、どれも思ったほどの効果は得られませんでした。
そこで最終手段として、PCの買い替えを検討という流れの方もかなりいるのではないでしょうか?
しかし、買い替えはちょっと待った方がいいかもしれません。
ChromeOSをご存知ですか?
私は遅くなったPCのOSをChromeOS(Chromium OS)にすることにより劇的に起動スピード、動作スピードが改善されました。
ChromeOSとは?
Googleが開発しているブラウザ(サイトを閲覧するソフト)をベースとしたオープンソースのオペレーティングシステム (OS) です
とてもシンプルなOSで起動、動作が早いことが特徴。ウェブブラウザのChromeだけが動くようなOSです。本来はChromeOSとはPC本体に搭載してOEMが出荷するGoogleのOSのことで、オープンソースの可変可能なものをChromium OSといいます。
しかし、ここでは広義では同じなので、馴染み深いChromeOSとして統一して書きます。
しかし、いろいろ半信半疑で、さまざまな疑問が湧いてきたと思うので会話形式で説明していきたいと思います。
OSを変更?めちゃくちゃ難しいそう……
PC初心者はすこし難しいかもしれませんが、中級者であればとても簡単に導入できます。
OSってお金はいらないの?
すべて無料でできます。
えっ、でもOSを変えるのはかなり不安。元のファイルの影響は?
大丈夫です。USBメモリにChromeOSを入れて、それを起動するのでwindowsにすぐに戻せるし保存してあるファイルに影響がでません。
なるほど、でも一体どれくらい早くなるの?
実験をしてみましたのでご覧ください。
window VISTAとクロームOSのスピードテスト
一体どれくらい早くなるのか半信半疑だと思います。
そこで、我が家にある古いノートPCを使って、単純にOSを変更するだけでどれくらい早くなるのかスピードテストしてみました。
今回用意したPCのスペック
DELL XPSシリーズ
OS:Windows Vista HOme Premium
CPU: Intel Core2Duo T8100 2.10GHz
メモリ:2GB
7〜8年ほどの前に購入したパソコンです。
起動システムについて
ChromeOSはSDカードにOSファイルを入れて、カードリーダーでPCに接続し、そのカードリーダーを起動ディスクにして立ち上げいます。
詳しいChromeOSの導入方法はこちら↓
古いパソコンにChromium OSをインストールして~ChromeBook~を作ってみました(外部))
今回は家にSDカードとカードリーダーがあったためこのような複雑な接続になってしまいましたが、通常はUSBメモリに入れると場所も取らず、多少はスピードも上がるのでは?と思います。
本来はカードリーダーをかまさずにSDカードを直接起動したかったのですが、SDカードはBIOSで起動ディスクとして選択できないPCがほとんどです。
通常はUSBメモリにインストールした方がよいと思います。
USBはPCから出っ張らない小型USBがおすすめです。
検証内容
電源を押して、GoogleChromeを起動して、ゲストモードでログイン、Yahooのトップページが表示するまでのスピードを勝負します。
なお、なるべく公平になるようにwindowsの方は、ほとんどスタートアップを消して、なるべく軽くなるように設定してあります。
では実験スタート
動画で撮影しましたのでご覧ください。
検証結果
まずOSを起動
ここはかなり意外でしたが、ほぼ同時にユーザー切替画面になりました。
ChromeOSはやはり、USBメモリから起動しているからなのか、すこし変な動きをしてロスしています。
YAHOOを開くまで
ここからはChromeOSは本当に早いですね。
それに対してWindowsVISTAは少し、もごもごしています。
動画では少しわかりづらいかもしれませんが、WindowsVISTAはかなり、CPUの処理の音がのカツカツをうるさいですが、ChromeOSは多少はあるもののほとんど感じませんでした。
YAHOOを開いてからの動作
ChromeOSはスムーズの一言です。
その点、windowsはまだカツカツ言っております。
動画ではわかりづらいですが、操作の遅延などを感じます。
結論:クロームOSの圧勝
数字では1.15秒と1.29秒とで約24秒差でした。
OSの起動は意外とChromeOSが遅かったですが、起動後の操作などはChromeOSはあのPCのスペックとは信じいられないほどサクサクでした。
最後にご注意を!
普通にChromeOSをインストールするだけでは下記のような問題があるようです。
- FLASHが動かない(動画サイトは注意!YOUTUBEはOK)
- タッチパッドが効かない
これらは、すべて解決されているようですが、普通にインストールするだけではできず、インストール後に操作が必要なようです。(僕はまだ行っていませんので詳しくはわかりません。詳しくは>>)
とはいえ、USBメモリ1つで、ここまでのスピードアップができ、かつ、元のWindowsにも戻すことができるのはかなりメリットです。
パソコンはネット閲覧が快適にできれば問題ない人にはオススメですね!