今回は長年ノーメンテナンスで履いてきたブーツが流石にダメになってきたので捨てようかと思ったのだが、とても気に入っていたのでなんとか補修できないかと考え、ネットで調べると、「染め直し」という方法が一般的なようなので、試して見ることにした。
今回染める革靴はこちら
うん、かなりボロボロのサイドジップのブーツ。
とても履きやすくて好きだったんでうが、見ての通りノーメンテナンスだったので、このような色と表面がすれてしまっている・・・
今回染め直しに使ったもの
キャメルという色がなかなかなかったので、ネットで購入してみた。
開けてみた。
(あまりに溢れ出てくるので、蓋に付いたものを撮ってみた)
思ったより濃い色だ。
それに、キャメルはキャメルだが今回の靴とは全く違う色。
そして、不安なくらいな、絵の具のような発色。
私のイメージでは白いクリームにややキャメルが混ざっていて、何度も塗って染み込ませて徐々に色が馴染んていくのを想像していたのだが大丈夫なのだろうか・・・
塗ってみた
タオルに伸ばして塗ってみた・・・
うーん
なんか違う
絶対違う。
想像と全然違うーーー!
何度も塗って染みこむというよりは、表面に色がついているだけで、見た目通りただの絵の具を塗っている感じである。
色も全く違うし、かなりムラになってしまったので、とりあえずここまででストップ。
塗ったものを拭き取ろうするが、なかなか取れない・・・。
最悪だ。
ただ、かなり少なめに塗ったので被害が小さく、なんとか誤魔化すことができた。
しかし、染め直し自体は大失敗。
かつて・・
ここでふと、かつて同じような失敗をしたのを思い出した。
ヤングドライで洋服のクリーニングを出した時に、一つのメニューが目に止まった。
「靴の染め直し」なるメニュー。
ちょうどその時、お気に入りのビジネスシューズに油のシミがついて悩んでいたのだ、値段もかなり手頃2000円程度だったので、お願いすることにした。
元の写真を撮り忘れてしまいったが、そして戻ってきたのがこちら。
元の靴がわからないからなんとも言えないだろうが、色が全く違う。
本来はもっと黄色いまさにキャメルという感じだったのに。
なんでこんな赤っぽいんだ・・・好きじゃない色だ。
そして明らかに塗ったという違和感・・・。(ツヤがおかしい)
よくよく思い返せば、お願いした時、スタッフの人が「あまりおすすめしない。自信がない」的なことを言っていたの思い出した。
文句も言いたかったが、安い値段とその言葉を思い出し、何も言えずに帰った。
しかし、私には新しい靴を買い換えるほどのお金がなかったので、しばらくそれを履いていたのだが、シワになるようなところは表面塗装が割れてきた。
*てか指が変だw
いい勉強になった。
この時は、もう二度と靴墨はやめようと思ったが・・
再び同じ過ちを犯してしまった。
結論
そもそも「染め直し」というものを勘違いしていた。
てかこれは名前が悪いきがする。
これは「染め直し」というよりも「塗り直し」の方が正しい気がする。
キャメルやブラウン系の色の染め直しは色合せが結構難しいので、かなり慎重にやるべき。
おそらくだが、黒だと綺麗になるのではないか?
以上なにか参考になればと思います。